平成28年9月最新記事PICKUP!

交渉はジェントルマン的に
交渉はジェントルマン的にというのが原則です。交渉が決裂しても地主さんと借地人の間の契約は続きます。また、逆に自分の方に相続が起きたら、借地権を買ってほしいと、お願いする場面も見えてきます。今回のケースで面白かったのは、A、B、C、D、E、Fといる借地人のうち、Cさんは、A、B、D、E、Fとつきあいがあり、情報を集めていたらしいということです。互いに借地人同士、話も通じやすく、こうなると一種の"借地人組合"みたいなものができあがってしまうのです。しかし、情報は交換するものの、A、B、C、D、E、F、それぞれの置かれた事情は実に様々です。資金的に余裕のある人もいれば、そうでない人もいます。腹のさぐり合いということも起きてきます。そこで、中に入った不動産屋さんからCさんは、買った価格については、他の借地人たちにしばらくは伏せておいてくれ、と念をおされたということです。この辺りは紳士協定でしょう。

最新コラム!2016年9月

平成28年9月1日新着!
【格差社会が顕在化してきた】
2016-09-01更新の日記image
今世紀に入り、日本でも格差社会についての問題が注目を集めるようになった。もちろん、これまでも「格差」は存在しており、そもそも格差のない社会というのは、現実的にはありえない。だが最近、議論をされるようになったのは
平成28年9月2日PICKUP
【市場を歪める超低金利と金融緩和】
2016-09-02更新の日記image
一九九〇年のバブル崩壊後、超低金利政策が実施されたことで、住宅・不動産の市況は絶好調となり、他の産業界が苦境に喘ぐ中で「我が世の春」を謳歌した。住宅などの不動産市場は「金融情勢」と密接にくっついた関係にあり、そ
平成28年9月3日更新
【無理な価格や家賃には手を出さない】
2016-09-03更新の日記image
最近、多くの商品が値下がりしている。「ユニクロ」に代表されるように、以前とは大きく違う価格で人気を博している。また、レストランのメニューでその料金を見ても、昔より低く抑えられているところが多くなっている。日本で
平成28年9月4日最新情報
【もう新築でなくても、かまわない】
2016-09-04更新の日記image
現在の日本では、あらゆる商品が溢れ返っていて、日常生活で品不足を感じることが少なくなった。街を歩いていても、店には豊富な品揃えがあり、消費者の多くは戸惑うこともしばしばで、それでも新商品の供給が限りなく続けられ
平成28年9月5日NEWS
【資産的価値より利用価値と収益力を重視する】
2016-09-05更新の日記image
「土地」だけの価格、いわゆる「地価」は、以前には「時価」とされる時代が長く続いていた。この「時価」とはどんな価格なのだろうか?今でも「時価」が通用する世界はまだ少しは残っている。街で見かける高級な「鮨処」や「天
平成28年9月6日新着!
【広がり続けるエコ意識】
2016-09-06更新の日記image
現在、世界的に共通の課題となって、大きな広がりを見せている環境問題は、住宅やオフィス市場にも影響を及ぼしている。まずオフィスビルでは、外壁、屋根、空調、電気設備、エネルギー制御システムなど、全般にエコロジーを謳
平成28年9月7日PICKUP
【「資産を持つなら不動産」とは考えない】
2016-09-07更新の日記image
少なくとも、一九九〇年まで、日本における資産としては「土地」が最も高く評価されたものの一つであろう。「土地神話」が健在で、一度取得した土地は手放したくない、という人が多かった。しかし、最近では随分と変化してきて
平成28年9月8日更新
【老後の生活をどうするかが一大関心事】
2016-09-08更新の日記image
日本経済は、「失われた十年」「デフレ経済の長期化」など、さまざまな表現でその厳しさが指摘され、「回復への道筋が見えていない」と多くの経済専門家は言ってきた。誰にとっても「将来はどうなるのか」がかりにくい時代にな
平成28年9月9日最新情報
【国や会社にもう頼れないと自覚している】
2016-09-09更新の日記image
国民の多くは、政治や経済の混乱が長く続いているのを見て、国家や企業が自分の「将来の生活」を、従来と同様には保証してくれないと感じている。そして、自分の人生、自分の生活は、自分自身で守らなければならないと、行動を
平成28年9月10日NEWS
【何より求めるのは便利な生活】
2016-09-10更新の日記image
全世界で共通の現象だが、大都市への人口の移動が一段と活発になっている。このまま推移していくと、都市部と地方との人口格差は、ますます拡大していく。この現象を数字で見ると明らかである。三大都市圏の政令都市の人口の合
平成28年9月11日新着!
【若者は車に乗らない――駐車場の需要が変化】
2016-09-11更新の日記image
この数年間、若年層の「車離れ」の現象が指摘されている。高度成長期には、家電製品や車の購入に関する会話が飛び交っていた。しかし、最近では「携帯」の話はあっても、「車」についての熱い話は少ない。特に、大都市圏では車
平成28年9月12日PICKUP
【買う時の価格より、買ったあとのコストを気にする】
2016-09-12更新の日記image
日本のこの半世紀は、あらゆるものがつくられ続けた。まず、道路・鉄道・電気・水道・ガスなどのインフラ整備が大規模になされ、私たちの豊かな生活を実現させた。しかし、数十年を経過してくると、劣化するものも増え、修繕や
平成28年9月13日更新
【もう不動産市場は昔に戻らない】
2016-09-13更新の日記image
ここまで、日本の社会や経済の構造変化と国民の意識の変化によって、住宅や不動産市場にも、従来とは異なるさまざまな現象が生まれていることを述べてきた。それだけでなく、日本の不動産市場「自体」の構造的変化も急浮上して
平成28年9月14日最新情報
【オフィスビル】
2016-09-14更新の日記image
全国のオフィスビルに空室が目立つようになってきた現象は、「リーマン・ショック」後のことではない。すでに日本では、現在の事業活動に必要なオフィス面積は、十分に確保されているものと、筆者は推測している。札幌、仙台、
平成28年9月15日NEWS
【「価値の格差」の拡大が一段と進行している】
2016-09-15更新の日記image
最近、日本で指摘される問題としては、「経済」と「地域」の格差がある。これまでも、この二つの格差そのものは、程度の差はあれ、存在していた。しかし、ここにきて社会問題として注目されるようになってきたのは、その格差が
平成28年9月16日新着!
【所有者が「大交代」をする時代】
2016-09-16更新の日記image
日本の土地所有者の大交代は、戦後の「農地解放」から始まった。それまでの大地主による少数者所有の時代が一気に変化した。その後、再び大きく変化したのは、高度成長期であった。経済の規模の拡大に合わせ、各企業が全国各地
平成28年9月17日PICKUP
【住宅市場は中古が主流になる】
2016-09-17更新の日記image
繰り返し指摘してきたように、日本には住宅があり余っており、空き家数の増加が止まる気配はまったくない。毎年、新規の住宅着工数は、空き家数の最も多い大都市を中心に、高水準で推移している。住宅全体の需要は、長期的には
平成28年9月18日更新
【「既存物件」の再生・利用転換が盛んになる】
2016-09-18更新の日記image
日本では、個人の住宅は、一応三〇年程度を目安に建て替えをするという考え方が支配的であった。一方、欧米では、五〇年、八〇年と、建て替えまでの寿命が日本と比べて長いといわれてきた。都市のオフィスビルなども、日本では
平成28年9月19日最新情報
【日本の不動産のこれからを考える】
2016-09-19更新の日記image
ここまで見てきたように、不動産市場に大きな影響を与える日本の社会や経済の大変化は、一過性のものでなく、恒久的なものである。それならば、不動産市場についてのさまざまな制度や私たちの考え方も、新しいものに転換してい
平成28年9月20日NEWS
【不幸な人をつくらない住宅ローン】
2016-09-20更新の日記image
日本では最近、住宅ローンによる個人の破産が増えている。住宅購入の際に、失業や所得の大幅な減少、病気といった人生の「リスク」を考慮せずに多額の借金をしているからで、自己責任という側面が強いのは間違いない。さらに、
平成28年9月21日新着!
【「細切れの街」の不動産価値が低下する】
2016-09-21更新の日記image
人口の減少していく街では、地価も低下していく。需要が縮小するのだから当然である。すでに地方圏では、地価の下落に歯止めがかからず、土地の換金ができない例が急増していることは、これまで書いてきたとおりである。しかし
平成28年9月22日PICKUP
【マンションの老朽化が進んでいく】
2016-09-22更新の日記image
マンション生活をする人は、世代を問わず増加している。なんでも鍵一つで事足りるという利便性に優れ、近隣との付き合いの煩わしさもなく、地方都市でも需要が高まっている。さらに核家族化や高齢化の進行で、マンション人気の
平成28年9月23日更新
【ランニングコストを考えよう】
2016-09-23更新の日記image
住宅を購入したり借りたりする時に、多くの人が重視するのは、まず価格・賃料であろう。近年ますます、その傾向が強まっている。所得の上昇があまり望めない時代に入り、「価格」について厳しい見方をするのは、住宅に限らない
平成28年9月24日最新情報
【建物供給よりも大切なこととは】
2016-09-24更新の日記image
日本の不動産について論じる時、その多くは、住宅やオフィスなどに話題が集中してしまうが、視点を変えて、ここでは農地や林地について触れておきたい。これまでは、大都市部で拡大していく住宅やオフィスの需要に、どのように
平成28年9月25日NEWS
【住宅の「質」と「量」は海外に学べ】
2016-09-25更新の日記image
日本は、持家率も世界的に見てトップクラスにある。すでに市場としては欧米の主要先進国に数量的には並ぶ水準にあり、「成熟した」住宅市場という段階にある。国民が必要とする住宅数量があり、ストックとしては十分すぎる、と
平成28年9月26日新着!
【資産としでの不動産はどうなる】
2016-09-26更新の日記image
日本の株式市場は、一九八九年十二月二十八日の日経平均三万八九一五円をピークにして、その後は下落し、二〇一〇年には九〇〇〇円台となっている。一方、ロンドンの「金」の価格は、九〇年の日本のバブル期には四一〇米ドル前
平成28年9月27日PICKUP
【資産価値は、時代とともに変化している】
2016-09-27更新の日記image
一九九〇年頃までは、「土地神話」という言葉に代表されるように、「現金」を持っておくよりも、「土地」という資産を持つほうが、個人にとっても企業にとっても、資産形成上は有利であった。土地が資産として重視されたのは、
平成28年9月28日更新
【日本の不動産の価値は再び高まるのか】
2016-09-28更新の日記image
一九九〇年まで上昇し続けた日本の地価資産額は、バブル崩壊以降、二〇〇六、〇七年頃に、金余りとファンドなどの事業採算を無視した高値買いによって、大都市の地価が一時的に上昇したことを除けば、ほぼ下落基調が続いている
平成28年9月29日最新情報
【外国からの不動産需要が、これからも期待できるのか】
2016-09-29更新の日記image
リーマン・ショック直後には、国内外の「ファンド」は不動産市場から一度消えてしまったように、その活動を止めていた。二〇〇九年頃から、再び海外の機関投資家が散見されるようになったが、彼らはリーマン・ショック前とは違
平成28年9月30日NEWS
【人生に必要な「資産」はそれぞれ違う】
2016-09-30更新の日記image
日本人の間に、現在、多種多様の不安が渦巻いている。「不安だと感じる」人の割合は、恐らく世界でも」に位だろう。新聞やテレビのニュースでも、連日、日本人の不安に関する話題で持ちきりである。財政赤字の行方、年金不安、

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